れんげの花を活用し栽培されるいちほまれ

れんげ農法は、春に花を咲かせたれんげ草を土にすきこみ肥料とする農法。 れんげの根に形成された根粒菌が吸収した空気中の窒素を肥料に稲を育てる有機栽培の「れんげ農法」。
田植えから稲刈りまで化学肥料や農薬は一切使わず、また永平寺を囲む山々から流れ込む豊かで新鮮な水で栽培するお米は安全で安心、美味しく食べられます。
れんげ草が稲が必要とする窒素成分を含んだ肥料となることで土壌に力が付き、強い稲が作られます。
福井県の特別栽培物制度の認証（農薬・化学肥料不使用）を受け、環境にも優しいです。
こしひかりのふるさと福井県から、こしひかりを超えるお米として開発された新品種『いちほまれ』れんげ農法で栽培された無農薬・無化学肥料栽培米は玄米食をされている方にお勧めです。

ミネラル栽培米は、カルシウム、マグネシウム、鉄等のミネラルをたっぷり含んだ有機肥料を田んぼにすき込みます。

田んぼに降り立つコウノトリ

福井県は、全国でも有数のコウノトリの営巣地であり、人工巣塔の設置数は兵庫県に次いで全国で2番目に多くなっています。そのため、田んぼに行くとコウノトリを見かけることがあります。
似たような立ち姿のサギと比べると、コウノトリは体がひとまわり大きく、遠くからでも一目で見分けることができます。コウノトリが姿を見せるということは、田んぼに多くの生き物が暮らしている証でもあります。
カエル、ヤゴ、トンボなど、さまざまな生き物の写真が今年の栽培情報にも掲載されていますので、ぜひ探してみてください。
いちほまれも、多くの命が育まれる豊かな自然の中で、すくすくと育っています。